月に込めた想いは千里を走る

「戦術」のことを特別に思っている人って、いっぱいいるんだろう。過去の体験や固定観念みたいなのが、「スパゲッティ」が現してることとゴッチャになることも、往々にしてあるんじゃないかな。

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雲の無い土曜の深夜に読書を

知佳子はAさんが大好きなのだろう。
Aさんも知佳子を可愛いと思っている。
彼が出張が決まると、知佳子も連れて行くし、前回は私も一泊だけ同行した。
Aさんも知佳子も私の事を同じニックネームで呼ぶし、何かをするときは、二人して、私に求めてくれる。
どうしたものか目をかけてくれている気がしてきて、かなり雰囲気が良いと思った。

気どりながら泳ぐ母さんと濡れたTシャツ
4年前から、南九州に住むようになって大型台風をたいそう気にかけるようになった。
強さが全然違うからだ。
大分に住んでいたことも神奈川に住んでいたこともあるのだけれど、台風の風の被害が全然違う。
サッカーのゴールポストが走っていくと聞いたときは、大げさだと思ったが、事実だった。
暴風域の猛威がすごい台風が通った後は、ヤシや大木は道に倒れ、海辺の道路はゴミであふれ車で走るのにも道を選ばないと通れない。
海辺の家や民宿では、車のサイドミラーが破損したり、家のガラスが破損し、風が入って天井が壊れたりと嘘だと考えていたようなことを見た。
直撃せずにかすっただけでも風はとっても強く、古い家に住んでいると家のきしむ音がとても心配してしまう。

雲が多い祝日の明け方に目を閉じて

暑い日に、宮古島へ働きに行った。
日差しがめちゃくちゃ暑い!
薄いカットソーの上から、ジャケット。
汗だくになりすぎて、上着のジャケットは大変なことに。
ビジネスホテルに入って、ジャケットをボディーソープで綺麗にした。
次の日着るとその上着は桃の香りがした。
上着が汚くなるのではないかと心配したけれど、何が何でも洗ってやると心に決めていた。

無我夢中で熱弁する弟と月夜
若いころにかなりデブだった時期に、絶対欠かせなかったのが、ハニートーストだ。
酷い時は、夜ごはんの終わりに3枚くらい食べていた時期もあった。
最悪なことに同時に、フライドポテトにはまってしまい、肥満の道へまっしぐらだった自分。
頑張ったダイエット方法が変わり種ばかりだ。
例えば、スープダイエット。
これは2週間程同じ材料で作られたスープしか口にしないダイエットだ。
外出先にも水筒に入れて持ち運んだという徹底さ。
次がこんにゃくを夜ごはんに置き換えるという痩身法。
これらは、現在では無謀。
その後、2年ほどで栄養バランスを調えると、するすると元に戻った。
とにかく地道にするのがベスト。

汗をたらして口笛を吹く弟とあられ雲

物語を読むことは好きなことの一つだけどどんな本でも読むはずはない。
江國香織の小説にとても惹かれる
もう長いこと同じ作品を読み続けている状態だ。
主人公の梨果は、8年を共にした恋人の健吾と別れてしまうが、その原因である華子と一緒に暮らすようになるというとても奇妙なストーリーだ。
とにかくラストは衝撃的で、大胆な形だがそれを知ったうえで振り返ると「確かに、この終わり方はありえるかもしれないな」という感じがする。
とにかく江國香織は言葉選びや登場させるミュージックや、物などが上品。
主人公がミリンダを飲むと、読者も飲みたくなるように書いてあるし、べリンダ・カーライルや古内東子といった音楽がでてくるとついCDをかけてしまう。
物の表現の方法が上手なのだろう。
そして、ピンクグレープフルーツそっくりの月、といった文がどこから浮かんでくるのだろう。
こんな文章に引き込まれて、深夜に何度も同じ江國香織の本を読んでしまう。
お気に入りの小説との夜の時間が夜更かしの発端なのだろう。

息もつかさず跳ねる弟と夕焼け
このところ、歴史小説を読破することは少なくなったが、1年前に水滸伝の北方版に魅了されていた。
過去の水滸伝を軽く見た時は、つまらなくて不満で、心を奪われなかったが、水滸伝の北方謙三版を読み進めたときは、夢中になり、読み進めるのが止まらなかった。
会社の仕事の昼休みや家に帰ってからの食事中、お風呂でも読みとおして、1日一冊ずつ読みふけっていた。
キャラクターが人間くさく、凛々しい人物がたいそうたくさんで、そこに惹かれた。

雪の降る大安の明け方は冷酒を

あまりない事だけれど、情緒不安定な心持になり、ちょっとのことでも楽しくなかった。
これといった訳はなく、急に悲しくなったり、現在までの出来事が無駄なことに感じられたりした。
そんな精神状態で、外に出る仕事ができた。
その上ビッグな外での催し物で結構立派な案件だった。
こんな感じでは良くないので切り替えて夢中でこなしているうちに元の明るい気持ちに戻ってきた。
思い返せばあの時はお昼に陽の光を浴びようと思ったりしなかった。
夜型にならないで外出することも健康なことだと感じた。

雲の無い仏滅の夜明けに食事を
小説家の江國香織の小説に出てくる主役は、みんなアンニュイだ。
例えれば、ホリーガーデンの果歩。
他にも、きらきらひかるの笑子。
あとは、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國さんの持ち合わせている部分を、極端にして表現した形なのだろうか。
最高にクレイジーだと思うのが、「神様のボート」で登場する葉子。
待っていれば迎えに来る可能性もあるあのひとのために、逗子や草加に引っ越す。
「あのひと」を忘れることなく、再び会えると思い込んで。
挙句には「ママは現実を生きていない」と、愛娘に告げられるが、この女性には全然ピンとこない。
これが、この文庫本の究極にクレイジーなところだ。
私はウエハースの椅子にはあまり座りたくないけれど、神様のボートには乗ってもいい。
江國香織さんの書く、クレイジーだけど可憐でちょっと病んだ登場人物が大好きだ。

月が見える土曜の夕暮れに足を伸ばして

辺ぴなところに住んでいると、インターネットでものがお手軽に購入できるようになったのが、たいそう簡単だ。
その理由は、駐車場がある本屋が市内に2軒しかなく、本の品ぞろえもひどいから、購入したい本も手に入らないからだ。
本屋で取り寄せるよりはネットで購入するほうがお手軽だ。
だって、本屋に行くだけで原付で30分近くかかるからものすごくめんどうだ。
ネットショップに慣れたら、なんでもネットショップで手に入れるようになった。
本以外もオンラインショップで購入するようになった。
電化製品は、ネットのほうが確実に安いし、型番商品は確実にネットショップ購入だ。
だけど、実物は見てみたいから、近くの家電量販店で、見てから最終的に決める。

涼しい月曜の夜明けは歩いてみる
「富士には月見草がよく似合う」との名言を記したのは小説家の太宰だ。
太宰治は、バスに乗って、御坂峠を通り、今の山梨県甲府市へ行く途中だった。
その時たまたま一緒に乗ったおばあさんが、「あら、月見草」と独り言を言う。
その声に、振り向いた彼の目に映ったのが、月見草、その隣に日本一の名山富士山であった。
富岳百景のこの部分は、日本一の名山を語るときに欠かさない。
他にも文芸に出てくる、3776mの名山だ。
どの角度から見ても同じく、綺麗な形をしているために、八面玲瓏という言葉が似合うと伝えられる。
そうかもしれない。
私が大好きなのは、寒い中で見る名山、富士山だ。

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